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とことんこだわる

スタッフブログ

九州へ行きました!

何んで?

断熱材が製造される全容を知るために

断熱材をつくる工場に潜入調査するためです!!

 

大切な住まいを支える大切な要素である「断熱材」

今では断熱の大切さも理解が広まり

皆様も家を建てるなら、断熱材をはじめとした

性能に関わる物にこだわりたいというのがマストだと思いますが

未だに性能を重視されない方もおられますので

改めて。

 

性能こそ住まいの根幹です!

間違えありません。

 

弊社を良く知る方は、いかに弊社がマニアックな会社であるか

ある程度理解して頂いている事と思います。

 

その中でも住まいの性能をお客様にお伝えする際には

より解りやすく、細かく、詳細にを心掛けております。

 

ただ、残念ながら大半の住宅供給会社は、カタログ数値を述べるのみ。

スペックも大切ですが、何故それが大切であり、どのようにお客様へ

メリットをもたらし、何がデメリットであるかを言える会社は少ないとおもいます。

 

弊社のスタッフなら自分たちが採用している断熱材のスペックは完璧です。

ですが、それだけではより断熱材のよさをお客様へお伝えできるとは思っておりません。

 

ということで、弊社の扱う「断熱材」FP硬質ウレタンパネルについて

断熱材を製造する工場に潜入致しました。

気持ちはミッションインポッシブルのトムクルーズ!

 

「今回スタジオダイワのスタッフに与えられた任務は

今以上に断熱材への理解と見識を深め

お客様は元より、今以上に施工に携わる協力会社にも

断熱材の尊さ、役割、工場の方の品質管理に対する努力と情熱を

伝え、より断熱材の大切さの理解を得られるようにする…

という事である」

「尚、この内容は5秒たっても消滅はしない、以上」

 

少しふざけましたが

このような思いから、断熱材をより理解するというひと手間に対し

日本トップクラスで情熱的に取り組んでおります

 

 

入口には弊社への歓迎の案内^^

その後、工場長や関係者と挨拶を交わし

いざ潜入

 

工場長さんが、断熱材が出来るまでを丁寧に説明して下さいました

全体の写真を写したかったのですが、シークレットな部分も多々あり

スポットで撮影しております。

 

ウレタンは膨張し収縮も起きる繊細な断熱材

現場発泡されたウレタンは文字通り、膨張後に壁内で収縮します

柱や間柱などが痩せる際に、張りと腰のなくなった現場発泡ウレタンは

亀裂が生じ熱橋となり壁内結露の危険をはらみます。

 

FPパネルはプレス機で圧縮された硬質ウレタンです。

製造にもきちんとした根拠に基づく養生期間があり

それらを経て、工場の方の厳しい品質チェックを経て

ようやく、お客様の手元へお届けできます。

 

工場では、1邸1邸のパネルをオーダーメイドで特注製造します。

住まいには様々な形があり、広さもバラバラですので

図面と指示書により、お客様の住まいへ隙間なくジャストフィットする

パネルをつくりあげています。(感動

 

工場の製造工程を確認した後は、工場の担当者さんにより

一般のお客様が工場見学を希望された際に行われている

工場見学のデモを行って下さいました。

我々はすごく知っている内容ですが、製造元はどのような情熱を込めて

お客様に説明しているのか?ということも知る事が出来ました。

 

 

断熱材の厚みと比較をしています。工場内なのでマイクがないと声が聞こえません。

一番右の断熱材カットサンプルが硬質ウレタンパネルである「FPパネル」

正式名称「硬質ウレタンフォーム 3種2号EⅡ」熱伝導率0.019w/m・k

世に出ている断熱材の最高性能とほぼ変わりはありません。

 

このあたりで建築されている住宅の断熱材を見ると

画像一番左のロックウールや性能の低いグラスウールが多く

熱伝導率は0.042~0.038w/m・kと倍以上の性能差があります。

イコール弊社の使う105mmの厚みなら、210mm以上の厚みが

必要という事になります。倍です!逆に言えば半分以下の性能です。

 

高性能住宅を謳う会社が気密処理に技術がいらないので良く採用している

画像右から3つ目の現場発泡ウレタンは100倍発泡で0.036w/m・kで倍程度

30倍発泡で0.026w/m・kです。1.37倍程度、弊社のものより随分と性能は低いです。

そして現場発泡はコストと経年変化を起しやすい割には

コスパが悪いです。

 

厚みを増やそうとしても、壁はそんなに厚くできないので、極論210mmを入れることは不可能。

入れられても、木材を倍の厚みにする必要があり、コストの問題もあり

やはり在来工法で考えると、一般的には非現実的。

 

ということで、硬質ウレタンフォーム 3種2号EⅡを使った弊社の住まいは

よくみる一般的な住宅の2倍以上の断熱性能を誇ります。

 

その上、プレス機で25tの圧縮を掛けた硬質ウレタンなのでとても強度があります。

飛び乗ってもほぼ変形しません。

握りつぶすことは力のある男性でも不可能。

そんな断熱性能も高く強靭なものが、住まいを包むように全体に入っているので

地震にも強いことは、言うまでもありません。

 

こちらは換気実験。

気密性の高い施工が可能なFPパネルは

隙間が無いので換気能力も十分なパフォーマンスを見せてくれます。

画像の箱を2階建て建物として、真ん中で区切り

左側は気密性能の低い建物。右側はFPパネルで気密処理された建物と

想定して下さい。

 

右のFPパネルの家で、2階部分の換気扇を回すと、数分で1階部分の煙が

2階の換気扇まで登り、安定的に排出され中がクリアになっていくところが確認できると思います。

 

左の画像では、1階部分は煙まみれ

2階の換気扇へは登り切らず、建物の隙間から外部の空気を引込

2階部分では渦を巻き、ショートサーキットが起きています。

 

このように隙間が多い家では十分な換気性能が得られず

部屋の空気が汚れたままです。

なので、気密性能の低い家に住むと、外から汚れた空気やホコリを

家に吸い込み、家の中ではその汚れた空気が排出されず

人体へと侵入し、身体に悪影響を及ぼしているのが科学的根拠として

視覚から確認できると思います。

 

高気密を謳う会社が多いですが、十分ご用心ください。

自社基準と言う意味の解らない根拠を提示されると困るので

気密測定を行う事の確認と、気密測定に立ち会う事が出来るか

嘘のない数値を見せてもらえるか確認すると安心ですね。

 

大手ハウスメーカーでは、気密測定はほぼ行っていません。

大した性能が工法上出せないからです。

気密にこだわるメーカーもいますが、極小です。

 

 

続いては衝撃画像です。

 

画像の左から、FPパネル・グラスウール・無断熱となっています。

室内をエアコンで冷房している状態で、10年以上が経過しています。

何を見せたいかと言うと、家の壁の中です。

 

無断熱の家は結露が尋常ではなく、床にポトポト雫がリアルタイムで落ちています。

性能の低いグラスウールも同様に、結露が起こり断熱材も濡れています。

濡れると断熱材は0まで性能が下がります。

左のFPパネルは結露をしておらず、断熱材も水分を含んでありません。

 

プレスされた硬質ウレタンはそもそも、水分を通しません。

現場発泡ウレタンは水分をとても含みます。

密度が無いので、ウレタン自身の空気層が大きくその中に

水分を含むので、断熱性として安全は期待できません。

 

床材を剥がすと、足元はカビと腐食まみれ…

なんてこった…高いお金をかけて終の棲家を買ったのに…

 

FPパネルを使った部分は一切の腐食が見られません。

これが安心であり、お金を掛けるという本当の意味なのでしょうね。

 

家を建てて、また数年後に壊して建替えられるようなお金のある方は

あまり深く考えないで良いかもしれませんが、ほとんどの方は

家は一生の財産と思い、一念発起し家を建てると思います。

その際はこのブログの内容が、何かの気付きになれば幸いです。

 

また、ローコストな家はあまりお勧めしません。

恐らく、永く性能を保つことは難しいと思うからです。

 

そして建売は経験上、最もお勧めしません。

良い仕様の家もあると思いますが、大半の建売は

価格重視で仕様が最低ランクで、監督さんは煩雑になり

現場施工も雑だと思われるからです。

表面を見ためよく、売りやすいように仕上げても、中身は…

その上、引っ越しして色々な荒にも気が付き、イライラして

身体も心も疲れると思われます。

 

一生に一度の家づくり、本気になって高性能な注文住宅を考えませんか?

 

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この度、本社がある愛媛県四国中央市の妻鳥町以外にも続々営業所を開設!

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