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新住協 高断熱住宅技術セミナー

社長ブログ

昨日は高松で4時間みっちりとセミナーを受けてきました。
100人以上が集まった異例のセミナーです。
四国中央の高性能を謳う会社なら必ず参加してると思い、誰かに合えるかなと
会場をウロウロしましたが…知った顔には会えず。(悲しい

講師は高性能住宅を謳うなら誰もが知ってるであろうビッグネーム。
室蘭大学の名誉教授であり、新住協代表理事でもある「鎌田 紀彦」さんが
プレゼンする、セミナーであります。
Q1住宅の提唱者であり、高気密高断熱住宅というカテゴリを作った
偉大な先生であります。

 講師の鎌田氏

毒舌で有名な先生でもあり、この日もなかなかの演説です。
自分は特にこの高性能分野には視野が広く、見識もありますので
このてのセミナーに参加しても、話の内容はほぼ知ってる内容。

ですが、この鎌田氏は温熱データに基づいた理詰めの理論で解説して
下さるので話が分かりやすい。
訳の分からない精神論や外国かぶれの高性能は謳わない人。

なので、知っている話の中でも興味深いデータがあったのが
熱伝導と外壁の色や屋根の色による熱移動。
高性能タイベックとタイベックの違いの温熱データ。
遮熱と断熱の極論的な使い分け。
温暖地域の四国でトリプルガラスを採用する無駄。
温暖地の基礎断熱の無駄。

これらは、今まで自分は知ってたことなので、質問を受ければその通りに説明していますが
あまりにも会社により話すことが違い過ぎて、皆さん混乱気味。

ただ、真実を見抜くには、誰かの話を受け売りにしているだけのうわべ
トークを見抜く知識と、自分で少なからずその意味を知っているかどうか。

自分の家なんです。
自分が大金を払うんです。
弊社のような会社ばかりじゃないんですよ?
人任せばかりで大丈夫ですか?

その家づくり、間違っている可能性「大」ですよ!

簡単な話ならトリプルガラス1つとっても言えることですが
温暖地でトリプルガラス採用するコストを掛けられるなら、その前に
もっとしなくてはならないことがあり、そちらの方が高性能な家を
つくるにあたって、数値があがり省エネ性がます大切なことが
いくつも、いくつも存在してます。

そもそもトリプルガラスは寒冷地でこそ効果を発揮しますが
温暖地で採用するならそれなりにエネルギーコストが増すという事実を
知ったうえで採用するのかどうか?
省エネ住宅をつくるつもりが、取り込んだ熱を排除するためのコスト増が
電気代として跳ね返り、それが省エネと勘違いして過ごす…
お金持ちならいいですが、はっきり言ってもったいないです。

高いガラスつけて、それにより高い光熱費を払う。
太陽光の売電で得た収益を光熱費に吸い取られる。
そりゃ、うわべだけのゼロエネなんて成り立ちませんよ!!

他にもたくさんあります。
温暖地の基礎断熱の無駄。
1種換気のデメリット。

1種換気はとても優れています。
これは間違いありません。
ただメーカーの謳っている熱回収率はほぼウソ。
あんな数値出ません。
そして、1種換気はメンテナンスを続けないと…
これってきちんと説明してるんだろうか?

最近は特に間違った情報や過剰な話をよく耳にします。
その中でバンバン家が建ってます。

知識=何物にも代えがたいお客様への還元。
安い高いのお金の話じゃないんです。
表面的な仕上げやデザインにばかり捉われ
本来家に必要な費用を削減し、目くじら立てて家を建てても

無駄

よーいドンで、同じ材料で同じ費用で建てた家。
知識ある会社が造る家と中途半端な知識で家を建ててる会社が造る家は
全く別物です。
ただ見た目は同じってだけの話。

本物が知りたい方は、是非スタジオダイワのへお越しください。