火災、地震、水害にも強い家
万が一の災害にも耐える家 paras talo
paras taloは、日常だけではなく、万が一の災害時にも安心できる家を実現します。
従来の木造建築の在来軸組工法は「柱」と「梁」で家を支えます。
しかし、FPパネルを使用した「FP軸組工法」は違います。
柱と梁の間に隙間なくはめ込まれた「硬質ウレタンパネル」そのものが、家を強固にします。
柱、梁に加えて、硬質ウレタンという面で家を支えるのです。
面で作る丈夫な箱構造の建物は、変形などを最小限に抑えることができる、強い剛性を備えた建物となります。
耐震部材としての「FPウレタン断熱パネル」
ウレタンが隙間なく隅々まで高密度で充填された「FPウレタン断熱パネル」は、圧倒的な耐震性能を誇ります。
筋かいとたすき掛けのパネルの耐力壁に荷重をかけて強さの比較実験を行ったところ、その強度を表す壁倍率は45×90の片筋交耐力壁が通常2.0のところ「5.34」、同じく45×90のたすき掛け耐力壁が通常4.0のところ「8.08」をマーク。
優れた強度を持つことが実証されました。
実際に、阪神・淡路大震災級の激しい振動を再現した耐震実験で、FPパネルを使用した家はほとんど揺れの影響を受けず、損壊は見られませんでした。
スタジオダイワの物件での被害ではないのですが、同じFPグループの建てた物件が、熊本地震、東日本大震災でもほとんど家に被害が出なかったという事例もあります。
台風などで屋根や看板などの飛来物が家にぶつかっても、壁や屋根の被害が最小に抑えられた、水害時にも床下浸水時に水が家に入ってこなかったなどの報告も上がっています。
耐震等級 3等級を当たり前にしたい想いから標準仕様に 適切な施工で耐震性を実現
paras taloは標準仕様として「耐震等級3 構造計算書付」としています。
耐震等級3とは「耐震等級1の1.5倍の地震力に耐えられる家」とされています。
では、耐震等級1はと言うと、次のようになります。
- 数百年に一度程度の地震(震度6強から7程度=阪神・淡路大震災や2016年4月に発生した熊本地震クラスの揺れ)に対しても倒壊や崩壊しない
- 数十年に一度発生する地震(震度5程度)は住宅が損傷しない程度
「数百年に一度の地震に耐えられるなら、耐震等級1で十分じゃないか」
そう思われるかもしれません。
でもよく見てください。
「数十年に一度の震度5程度の地震」「数百年に一度の震度6強から震度7」。
違和感がありませんか?
発生日時 | 震源地 | マグニチュード | 最大深度 |
2024年4月17日 23時14分頃 | 豊後水道 | M6.6 | 6弱 |
2024年4月 8日 10時25分頃 | 大隅半島東方沖 | M5.1 | 5弱 |
2024年4月 2日 4時24分頃 | 岩手県沿岸北部 | M6.0 | 5弱 |
2024年3月21日 9時 8分頃 | 茨城県南部 | M5.3 | 5弱 |
2024年3月15日 0時14分頃 | 福島県沖 | M5.8 | 5弱 |
Tenki.jp 「過去の地震情報」より
2024年の3~4月だけで震度5以上の地震が6回も起こっています。
震度6強以上の地震だけでも、2024年の8月までに15回も発生しているのです。
これらの地震は「当たり前に発生する災害」なのです。
そして大切なのは、工法や部材だけではありません。
それらが高い耐震性能を持っていても、「適切に施工」されていなければ、その真価を発揮できません。
なぜ国は地震に対する耐震性について、これほど基準を厳密化し、改正してきたのか?
設計上1等級が同じ条件下で建っていたとしても、作り手の違いによって倒壊してしまう危険性を孕んでいるからではないでしょうか?
だからこそ、スタジオダイワは、「高い耐震性を持つ工法・部材」×「確かな施工」こそが、設計通りの耐震性を実現することを知っているから、耐震等級3の耐震性の確保と安全率の担保にこだわり続けています。
Paras taloのFP工法は火にも強い
火災に強い性能を持ったウレタンフォーム
地震になれば火災のリスクは高まります。その際に住まいが地震に強く、火災にも強ければこの上なく安心できます。
「FPウレタン断熱パネル」は硬質ウレタンフォームが隅々まで充填されるので燃焼に必要な酸素が存在しない耐火性能が高い素材です。
グラスウール、発泡ポリスチレン、硬質ウレタンフォームの断熱材を用いた燃焼比較実験では、グラスウールと発泡ポリスチレンは燃え進みましたが、硬質ウレタンフォームは表面が炭化するのみでした。
実際に「FPの家」で火災が発生したケースでは、「FPウレタン断熱パネル」が建物の延焼を最小限に止め、住民の安全に貢献した事例も報告されています。