遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。
本年も昨年同様にご愛顧の程、宜しくお願い申し上げます。
先日は新居浜市で地鎮祭を執り行いました。
前日までの天候がウソのように晴れ渡り、施工主様ご家族を
祝福してくれているように心まで晴れ渡りました。
今回のお住まいは(HEAT20のG1グレード)を満たした高性能な住まいとなり
その上でシステム換気による温熱環境や室内空気環境にも配慮された住まいとなります。
スタジオダイワが現在建築中の5棟のお住まいもこの基準をベースに考えられています。
日本の省エネ基準はここ数年で大きく向上されました。
国交省などからも積極的な啓蒙活動や講習会なども開催されるようになりました。
基準を設けるのは大変素晴らしいことなのですが、計算により算出される数値と
実際の完成物件での数値というものは大きくかけ離れています。
高価な建材を使えば確実に数値は上がります…が
施工のやり方、数値の意味を理解しなければ、その数値は単なる数字でしかありません。
UA値、C値、η値etc…その値の意味を理解するには値の持つ意味を展開し理解する。
何も面倒ではなく四則計算により簡単に算出できます。
断熱材の厚み、係数、面積、性能値、これらを扱うには知識が必要です。
その上で乗される意味を理解しなくてはなりません。
そうすればこの施工はなぜ必要でどんな効果が施工主様に還元されるのかということが
理解できると思います。
まだまだ「高性能合戦」による言葉遊びや数値遊びが続いております。
そんな中で、性能の大切さを知り、よく学び理解がある施工主様に巡り合い
本物の高性能住宅を建築できることに心から感謝しています。