1月16.17日の構造見学会は香川県観音寺市で雪が舞い散る寒い中であり、またコロナ禍でありまして、通常の構造見学会は完成見学会とは比べものにならない集客が難しい見学会ですが、24名という予想以上の方が来てくださりました。

上棟から1か月、年末年始を挟んでいたので実働半月ほどの建築途中のおうちでしたが、高性能住宅であることを体感していただけたと思います。

スタジオダイワの一番のこだわりである【性能】の部分は、家の本質であるのに隠れてしまう場所なので、今回構造を見ていただくことができてとっても嬉しく思います。寒い中足を運んでくださったお客様、開催を快く了承してくださったお施主様、本当にありがとうございました!

来た方みんな驚き!

それもそのはず、建物は骨組みで断熱材が入っているだけの木材むき出し状態

それでもあったかく、コートなどは脱いでないと汗が出るほど…

石油ストーブ1台で家中をあっためてみました!

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さて、この構造見学会を開催したFPの家で、先日行った気密測定の様子をお伝えします。

気密測定とは【C値】を測定するものです。

気密性が高いと、

① 熱の出入りが少なくなり、冷暖房費の節約になる。

② 計画換気でつねに新鮮な空気を入れ、汚れた空気を排出する。

③ 湿気の出入りが少なくなり、住まいの湿度管理が容易になる。

④ 湿度管理(除湿)が容易になると、カビ・ダニの発生を大幅に抑制できる。

⑤ 家全体の遮音性能が高まり、室内を静かな環境に保てる。

線路のすぐ横にFPの家を建てられた弊社のOB様は、電車の音が全然気にならないとのこと。

他にもメリットはたくさんありますが長くなりそうなので、気密測定に話を戻しますね!

さて、気密測定器の準備が整いました。↓

空気を抜いていきます。お施主様、大工さん、そして私たちもちょっと緊張!

ピピピ!出ました! ↓

C値=0.5㎠ !!

大工さんも社長もホッとした瞬間でした(^-^)

C値:0.5 がどうすごいのかというと、下のグラフをご覧ください。↓

グラフを見れば一目瞭然ですよね。そう、FPの家の気密性は一般的な住宅の10倍!

FPパネル本体にも気密性を高める性能がたくさんつまっていますが、

隙間という隙間を現場発泡ウレタンで埋める作業も念入りに行っています☆

そしてアルミ気密テープでもしっかり全ての隙間をふさぎます。

期待通りの数値にお施主様も私たちもほっと一安心でした(^-^)

現場では早速気密測定の結果についてや、今後の工程を大工さんと社長、現場監督で話し合い。

現在は内装の打ち合わせ段階にも入り、内装担当の私も日々奮闘中です(^O^)/